「カードレスのカードローン」って一見矛盾したネーミングですが、最近ではカードレスのカードローンが少しずつ登場してきているのです。カードローンの中でも特徴のあるカードレスのカードローンのメリットデメリットを把握して、自分に合ったカードローンを比較しましょう。
カードレスのカードローンとは?
カードローンとは、カードを使ってコンビニのATMからお金を借りることができる個人向けの無担保ローンのことを言います。契約すれば、ローンカードが送られてきて、限度額に余裕があれば、何度でも、いつでも、お金を引き出せるメリットがあるため、ここ2、3年で大きく利用数を伸ばしているのです。
カードレスのカードローンとは、カードローンだけどもローンカードがなく、申込から借り入れ返済まですべてインターネットで完結できるカードローンのことを言います。
カードレスのカードローンのメリット
カードレスということは、ローンカードの発行費用、ローンカードの郵送費用、ローンカードの発行・郵送にかかわる人件費などが、必要ないことになります。
金融機関にとっては、カードありのカードローンよりも、カードレスのカードローンの方がコストが安く抑えられるのです。コストが抑えられるということは、カードレスのカードローンの方が「金利が下げられる」「審査が通りやすくできる」「特典を付与しやすい」などのメリットがあるのです。
さらにネットバンキングによる振り込みができるため、指定の銀行口座であれば24時間即時の振り込みができるものがあります。
カードレスのカードローン
オリックスVIPローンの「カードレスVIP」
通常のカードがあるオリックスVIPローンよりも金利が0.2%優遇されているのです。ジャパンネット銀行の口座があれば、24時間即時振り込みが可能になります。
SMBCモビット「WEB完結」
SMBCモビットの「WEB完結」の場合、「電話連絡なし」「郵便物なし」でスピーディーに利用ができるメリットがあるのです。
カードレスのカードローンのデメリット
ローンカードがないためコンビニATMから引き出しなどができない
ローンカードがないので、提携ATMやCDからの借り入れや返済ができません。スマフォやパソコンのネットバンキングで借り入れをしなければならないため、直接現金を受け取ることができないのです。現金がほしい場合は、一旦自分の口座に入金してその銀行のキャッシュカードで引き出すという手間がかかります。
カードレスのカードローンは返済方法は口座引き落としのみ
カードレスのカードローンは、ローンカードがないため、返済方法は口座引き落とししかありません。さらにカードレスのカードローンを利用する条件として、「指定の銀行口座があること」が条件になっているケースも多いので、申し込み前に確認しておくと良いでしょう。
まとめ
カードレスのカードローンは、金利が低い、サービスが便利、というメリットがある一方、コンビニATMが利用できない、直接現金を入手するのに手間がかかるというデメリットもあるようです。カードレスのカードローンは、日常からネットバンキングを利用している、インターネットに抵抗のない方におすすめのカードローンと言えるでしょう。