大学生でもカードローンやキャッシングを利用している方は少なくありません。とくにまとまったお金で卒業旅行に行く、海外旅行に行く、車を買う、など友人が無理だからこそ、見栄を張ってしまう方も少なくないようです。では、大学生の方が就職活動をするタイミングで、カードローンやキャッシングの利用があった場合には、面接を受ける企業はそのことを調べられるのでしょうか?また、カードローンやキャッシングの利用履歴は就職活動にはマイナスになってしまうのでしょうか?
ほとんどの企業ではカードローンやキャッシングの利用履歴はわからない
ほとんどの会社では、面接者のカードローンやキャッシングの利用状況はわかりません。つまり、就職活動にもほとんど影響はないのです。心配することはありません。
しかし、カードローンやキャッシングの利用履歴は「信用情報機関」に加盟していれば見ることができます。「信用情報機関」に加盟している金融機関であれば面接者のカードローンやキャッシングの利用状況・利用履歴を見ることが可能になります。
銀行、クレジットカード会社、信販会社、大手消費者金融、リース会社、携帯電話キャリアなどが「個人信用情報」を見ることができる企業にあたります。
あくまでも、想像の域を出ませんが、これらの企業に就職する場合には、面接担当者がカードローンやキャッシングの利用履歴をひとつの評価基準として確認している可能性はあるのです。
クレジットカードのキャッシングやカードローンを使うことがマイナス評価になるのか?
では、一部の企業に面接をしたときに、の域を出ませんが、これらの企業に就職する場合には、面接担当者がカードローンやキャッシングの利用履歴を見られたとして、面接の評価はマイナスになるのでしょうか?
今や、国民の3割はカードローンやキャッシングサービスを利用していると言われています。
つまり、大学生であっていても、カードローン会社やクレジットカード会社が認めた限度額の範囲で利用している分には、就職にマイナス評価になるとは考えにくいのです。
どちらかと言えば、金融機関へ入るのであれば、金融サービスの利用経験があった方が良いぐらいなのです。
注意をしなければならないのは「返済事故」を起こしている方です。
- 61日以上の返済遅延
- 返済遅延の回数が多い
- 自己破産や債務整理の経験
- 携帯電話やクレジットカードの強制解約
- ・・・
などです。
これらの返済事故を起こしているということは、社会的信用が著しい低いということにつながります。
「返済するという約束を破っている」
という判断になるからです。
この場合は、採用活動に関しても、マイナス評価になることは覚悟しなければならないでしょう。5年間は最低でも記録が残ってしまうので、返済事故の経験がある方は金融機関への就職というのは難しくなってしまいます。他の業界などを同時平行で検討することを押すすまします。