カードローンを比較するときに重要なのは、下限金利ではなく、上限金利になります。なぜなら、カードローンで適用される金利は上限金利に近いことがほとんどだからです。下限金利がいくら低くても、たいていの場合はその金利は適用されないのです。
消費者金融カードローンは上限金利が同じで比較できない。
「上限金利で比較しろ」と言われても、消費者金融の場合はどのカードローンでも「○%~18.0%」と上限金利が18.0%になっています。
では、この場合はどうやって金利が低金利のカードローンを見つければ良いのでしょうか?
上限金利が同じときは平均金利で比較する
上限金利が同じ消費者金融の場合は、約定金利(契約が行われた金利)の平均値で比較することをおすすめします。
2013年10月~12月のデータでは
消費者金融カードローン | アコムカードローン | アイフルカードローン | プロミスカードローン | 新生銀行カードローン レイク | ノーローン | |
---|---|---|---|---|---|---|
金利平均 | 15.3% | 14.9% | 14.9% | 17.2% | 16.0% |
となっています。
このデータで見ると平均約定金利が一番低金利のカードローンは
- 新生銀行カードローンレイク : 15.2%
次いで
- アイフルカードローン : 15.4%
- アコムカードローン : 15.9%
となっています。
一番金利が高いのは16.5%のノーローンですから、金利が同じ消費者金融カードローンと言っても、平均値で1.3%もの差が開いているのです。
データで比較したうえで、いちばん平均約定金利が低いカードローンが利息の負担が低いカードローンということになります。