カードローンのコンソリテーション(通称:コンソリ)という言葉を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?ここではコンソリについて解説します。
コンソリテーション(通称:コンソリ)とは?
コンソリテーションというのは「整理する」「まとめる」という意味を持つ英語です。カードローンなどで利用する場合にはコンソリというのは「債務の一本化」「おまとめ」「借り換え」を意味するのです。
コンソリをする方法
コンソリには色々な意味がありますが、一番メジャーなものは、複数の債務がある状態から借り換えによって徐々に債務を一本化するというものでしょう。
例えば
- カードローンA社:50万円
- カードローンB社:30万円
- カードローンC社:20万円
- カードローンD社:審査落ち
- 債務合計額:100万円
という方がいるとします。3社から100万円の借入があるため、新規のカードローンD社の審査には落ちてしまいました。ここで、コンソリをすることでカードローン審査を通りやすくするのです。
1.カードローンC社の債務を一本化
- カードローンA社に20万円の増額依頼(借り換え目的であることを伝える)
- 審査通過
- カードローンA社から20万円の借入
- カードローンC社に一括返済で完済
結果
- カードローンA社:70万円
- カードローンB社:30万円
- 債務合計額:100万円
2.カードローンD社の債務を一本化
- カードローンA社に30万円の増額依頼(借り換え目的であることを伝える)
- 審査通過
- カードローンA社から30万円の借入
- カードローンB社に一括返済で完済
結果
- カードローンA社:100万円
- 債務合計額:100万円
という形で増額と借り換えによって徐々に金利の低い1社に債務を一本化していくのがコンソリと呼ばれる手法になります。
債務が一社になったことで再度別のカードローンE社に申込めば審査が通る可能性も高くなりますし、1社に債務をまとめられれば限度額も大きいため金利も低金利になっている形になり、結果的に毎月の返済額を軽減することができているのです。
まとめ
コンソリには色々な意味がありますが、おまとめローンなどで一気に債務の一本化ができなかった場合などは、徐々に債務を一本化するというコンソリを試してみるのもひとつの方法と言えます。