のりかえローンというのはどんなローンでしょうか?カードローンやおまとめローンの違いとは何なのでしょうか?ここではのりかえローンについて解説します。
のりかえローンとは
のりかえローンとは、東京スター銀行の販売している借り換え専用のローンのことを言います。
おまとめローンが債務を一般化するローンとしての総称であり、ほかの銀行や金融機関もサービス提供しているのに対して、「のりかえローン」は商品名と言えます。
同じ東京スター銀行が販売しているおまとめローンと比較すると、「おまとめローン」は複数の借り入れを一本化するもの、「のりかえローン」は1社からの借り入れを借り換えするものということができます。
のりかえローンとカードローンの違い
のりかえローンは金利が低金利
のりかえローンの一番大きなメリットというのは低金利であることです。上限金利が10.0%を切る低金利なので、消費者金融のカードローンなどで18.0%の金利で借りている人からすれば大幅に借り換えによって返済額を削減できるメリットがあります。
のりかえローンは最低返済額が低い
同じ金利で同じ限度額で、借りたとしてものりかえローンの方が毎月の最低返済額は低くなります。なぜなら、借入期間が10年とカードローンの返済期間と比較して眺めに設定できるからです。つまり、借換えによって返済期間は増えてしまっても、毎月の返済額を引き下げることが可能になります。
のりかえローンのデメリット
上記のようなメリットがあれば、「みんなのりかえローンを利用すれば良いのに。」と思ってしまいがちですが、カードローンと比較してのデメリットもそれなりにあるのです。
1.審査が厳しい
のりかえローンはおまとめローンと同様に他社の借り入れを肩代わりするようなものなので、カードローンよりも審査が厳しくなっています。
2.返済のみの利用
原則、のりかえローンは追加での借り入れなどができるわけではなく、返済のみを続ける必要があります。※ただし、東京スター銀行ののりかえローンは借り換えの限度額とは別に追加借り入れの限度額も設定され、その限度額に余裕があれば追加での借入も可能になります。
3.返済方法が銀行引き落としのみ
カードローンがATMによる返済や口座引き落とし、ネットバンキングなど様々ン返済方法が選べるのに対して、のりかえローンは返済方法は銀行口座からの引き落としのみで返済日も選べないのです。
まとめ
このようなデメリットはあっても、返済額の軽減メリットは大きいところです。1社からある程度高額な借入があり、返済が苦しいという方は検討すべきローンと言えます。