カードローンの返済は、毎月指定日に返済するものと決めつけていないでしょうか?実は、消費者金融のカードローン場合、「毎月返済」以外にも「35日ごと返済」という返済期間を選ぶことが可能なのです。
「毎月返済」と「35日ごと返済」
「毎月返済」は説明するまでもありません。
毎月○日に返済したいという希望を申込時に言えば、毎月その日に返済することになります。毎月1日を希望すれば、1月1日、2月1日、3月1日・・・と1日が返済期日になるのです。
1年間に12回返済日が来ます。
カードローンによっては、この返済期日を「利用者が30日のなかから選べるパターン」「利用者が指定された数日の中から選べるパターン」「利用者が選べず、はじめから返済日が決まっているパターン」の3つがあります。
消費者金融の場合は、利用者が30日のなかから好きな日を選べるケースが多く、銀行カードローンなどは、提示された複数の日にちのなかから選ぶパターンが多いです。おまとめローンやのりかえローンなどは、ピンポイントで返済日が決まっていることがほとんどです。
自分で日にちを決められる場合は、給料日の直後にしてお金があるうちに返済するようにすると良いでしょう。
「35日ごと返済」とは
「35日ごと返済」とは、35日周期で返済日が来る返済方法になります。返済日の翌日から数えて35日目が次の返済日になります。
この返済方法は、昔の街金の名残と言われていますが、一部のカードローンでいまだに採用されているようです。
「35日ごと返済」は1年間に10回か、11回の返済があります。
つまり、「35日ごと返済」のメリットは、1年間に12回返済しなければならない「毎月返済」に比べて返済回数が少ないため、返済負担が軽減できることです。
「35日ごと返済」のデメリットは、毎月返済日が変わってしまうため、「いつが次の返済日なのか?」がわからなくなりやすく、返済漏れが発生しやすいことです。また、返済回数が少ないため、返済負担は軽減できるものの、完済までの期間は伸びてしまうこともデメリットの一つと言えます。
「毎月返済」と「35日ごと返済」はどちらが良いの?
目的によって変わってきます。
「毎月返済」がおすすめの方
- 給料日の直後など毎月決まった日に返済したい方
- 完済までの期間を短くしたい方
「35日ごと返済」がおすすめの方
- 次の返済までの猶予期間を長く設定したい方
- 1年間の返済回数を少なくしたい方