カードローンを申込むときには、本人確認書類の提出が必要になりますが、それ以外にも条件によっては収入証明書の提出が必要になるケースがあります。これはどういう場合なのでしょうか?
カードローンの収入証明書とは
カードローンの収入証明書とは、借入希望額が一定以上の金額になった時に、申込フォームに記入した年収が本当なのか?を確かめるために提出してもらう書類なのです。
収入証明書として利用できる証明には下記のようなものがあります。
- 源泉徴収票
- 給与明細書(賞与明細)
- 所得証明書(住民税の通知書)
- 確定申告書
- その他
カードローンの収入証明は法律で義務付けられている
実は、消費者金融のカードローンを利用する場合の収入証明書の提出は、貸金業法という法律で義務付けられています。銀行カードローンの場合は、この貸金業法は対象外であるため、収入証明の提出というのは各銀行ごとに定められています。
貸金業法での収入証明の提出要件
- 申込むカードローン単体で50万円を超える場合は「収入証明書」が必要
- 他社も含めてすべてのキャッシングやカードローンで100万円を超える場合は「収入証明書」が必要
となっています。これは消費者金融、クレジットカード会社のカードローンの場合は、すべてのカードローンで一律に適用される収入証明の提出要件になっています。
銀行カードローンの収入証明の提出要件は銀行ごとに違う
銀行カードローンの収入証明の提出は、法律よって義務付けられているものではありません。そのため、銀行後地に設定している収入証明の提出条件はことなっているのです。
銀行カードローンの収入証明の提出要件 ※2014年1月現在
○○銀行カードローン 100万円以上
収入証明の提出ライン前後でカードローンの審査の重要度が異なる
カードローンの審査では年収も大きな審査基準のひとつですが、これは収入証明の提出があるか、ないかで大きく状況は異なってきます。なぜなら、証拠のない「自己申告の年収」は信用度が低く、審査場も参考程度で重要視されないからです。
収入証明の提出がない金額での審査重要度
年収 < 勤続年数・勤務先企業の規模
収入証明の提出がある金額での審査重要度
年収 > 勤続年数・勤務先企業の規模
となるのです。