一般的にローンの金利には大きく分けて2つの金利のタイプがあります。「固定金利」と「変動金利」というもので、住宅ローンなどを検討したことがある方には馴染みのある言葉かもしれませんが、実はカードローンにもこの2種類の金利が存在しているのです。
9割以上のカードローンは「固定金利」
固定金利とは
固定金利とはそもそも、ずーっと完済まで同じ金利が適用されるローンのことをいいます。金利15%でお金を借りたら、完済が3年後でも3年後の金利は15%ということになります。
カードローンの場合は、9割以上のカードローンのでこの「固定金利」が採用されています。そのため、「それって当たり前じゃないの?」と思う人も多いと思います。
変動金利のカードローンって?
変動金利とは
変動金利というのは経済状況によって金利が変動するローンのことをいいます。一般的に短期プライムレートという金利に連動し、景気が悪いときは金利が低く、景気が良いときは金利が高くなる仕組みになっています。
クレジットカード会社のカードローンであるセゾンマネーカードゴールドがこの変動金利を採用しています。
セゾンマネーカードゴールドの金利
- 300万円コース 短期プライムレート +5.0%
- 200万円コース 短期プライムレート +7.0%
となっています。現状採用されている短期プライムレートは1.47%なので、6.47%と8.47%という非常に低金利のカードローンになっています。
なぜ、変動金利のカードローンの方が低金利なの?
短期プライムレートというのは、銀行が企業に融資するときの金利で基本的に政策金利という日銀が銀行に融資するときの金利に比例します。
銀行、金融機関というのは安い金利でお金を集めて、高い金利でお金を貸すことによって儲けを出しているビジネスモデルなので、固定金利を選択していた場合、景気が良くなって集める方の金利が高くなってしまえば利息収入が下がってしまうものなのです。
そのため、変動金利にしておけば、景気が良くなって集める方の金利が高くなっても、同時に貸す方の金利も高くなるので利益は減らないという仕組みになります。
この景気変動リスクがない分、金利を低金利に設定できるのです。
セゾンマネーカードゴールドは審査が厳しいのですが、審査が通るのであれば非常に低金利のカードローンなのでおすすめです。