住宅ローンなどを過去に検討したことがある方であれば、「固定金利」「変動金利」という金利タイプについてご存知の方もいるのではないでしょうか。カードローンの金利タイプについて解説します。
カードローンは固定金利
固定金利というのは、金利が借入時の金利が適用され、完済するまで同じ金利が続く仕組みの金利のことを言います。
つまり、借りたときに金利10.0%だったとしたら、基本的には完済まで金利は10%なのです。
これは当たり前のように感じる方も多いと思いますが、実は住宅ローンの金利などの場合は、「変動金利」といって、金利が借りたときの金利のままではなく、景気の動向に左右されて借りている金利が変動するのです。
景気が良くなればそれだけ金利も上昇し、景気が悪くなれば金利が低くなる、これが住宅ローンの変動金利なのです。
しかし、カードローンの場合は、景気と借りている金利は連動しない固定金利を採用しているのです。
実はある。カードローンの変動金利
カードローンの99%は固定金利なのですが、実は変動金利を採用しているカードローンがあります。
それがクレジットカード会社のクレディセゾンが提供しているカードローン「セゾンマネーカードゴールド」です。
セゾンマネーカードゴールドの金利
- 300万円コース 短期プライムレート +5.0%
- 200万円コース 短期プライムレート +7.0%
短期プライムレートというのが景気によって変動する基準となる金利のことです。短期プライムレートを基準としてカードローンの金利が決まるため、短期プライムレートが変動すればカードローン金利も変動することになります。
2014年6月の今は不景気なので、この短期プライムレートが1.47%となっています。そのため、300万円コースであれば、金利は6.47%という銀行カードローン並の低金利で借りることができるのです。
しかし、景気が上昇してしまえば基準となる短期プライムレートが上昇してしまうため、カードローンの金利も高くなってしまいます。変動金利のカードローンは、いまが狙い目のカードローンと言えるでしょう。