債務整理のメリットデメリットまとめ

book128_128債務整理をすることによるメリットデメリットについて解説します。

債務整理のメリット

1.借金が減る、なくなる

債務整理の最大のメリットは、借金が減る、なくなる、もしくは減らなくても返済計画を再構築することで毎月の返済額を返済可能なラインまで引き下げることだと言えます。この目的のために債務整理をするということになります。

2.返済の催促がなくなる

弁護士や司法書士に債務整理を依頼すると、すぐに「受任通知」というものを貸金業者に弁護士や司法書士が送ります。貸金業者はこの受任通知が届くと債務者に直接取り立てを行うことはできなくなるのです。これを守らなければ貸金業者は業務停止処分になってしまうため、ほとんどの業者は受任通知後は直接の返済請求は行わないのです。

債務整理のデメリット

1.個人信用情報に掲載されるため、クレジットカードやローンなどが5年間は作れない

債務整理をすると個人信用情報に「異動」という返済事故の情報が掲載されてしまいます。この情報は金融機関であればほとんどの金融機関が情報を共有するものなので、どこで申し込んでも、クレジットカードやローンが組めないという状況になってしまいます。個人信用情報には契約終了後5年間まで情報が保持されるため、5年経過後はクレジットカードやローンも利用できるようになります。

2.家族にはばれる可能性が高まる

任意整理であれば家族にばれる可能性は低いのですが、自己破産をした場合には財産を処分する必要があったり、裁判所からの書類の郵送などが来るため、同居している家族に内緒ですすめるのは難しい状況になります。基本的に会社の人や近所の人に知られる可能性は極めて少ないのですが、同居する家族には正直に話す必要が出てくるんどエス。

3.司法書士や弁護士に対する報酬が発生する

無料で債務整理ができるわけではありません。司法書士や弁護士に対する報酬が発生することもデメリットと言えるでしょう。債務整理の金額が少なければ、こちらの方が高くつくことすらあるのです。


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