カードローンの返済が困難であれば「債務整理」も検討する

calculation128_128カードローンの返済が困難になってしまった場合、まずはカードローンの借り換えやおまとめローンによる債務の一本化で毎月の返済額の削減を検討すべきですが、「それでも返済がどうしても困難だ」という場合には、「債務整理」を検討する必要が出てきます。

債務整理とは

債務整理とは、文字通り「債務=借金」を法律の力を借りて「整理」することを意味します。日本では借金で首が回らなくなった人でも再起できる環境を法律によって整えているのです。

債務整理をするためには、基本的には弁護士や司法書士などの専門家に依頼することが必要になります。近年、CMなどでよく見る「過払い金が発生しています。」という「過払い金返還請求」というのも債務整理のひとつなのです。

債務整理の方法は大きく分けて4つあります。「任意整理」「自己破産」「個人再生」「過払い金返還請求」の4つです。

「任意整理」

というのは、第三者である弁護士や司法書士が債権者(貸金業者)と個別に交渉して、借金の減額や返済計画の見直しなどを行う債務整理方法です。借金額がなくなるわけではなく、返済可能なラインに引き直すことを交渉する形になります。

「自己破産」

自己破産というのは、裁判所に申し立て行う債務整理方法です。自己破産が裁判所に認められれば借金は免責、つまりゼロになりますが、ギャンブルや違法行為で負った借金の場合は免責されない可能性が高いです。ひとつのカテゴリで20万円以上の財産は売却して返済に充てる必要があります。

「個人再生」

個人再生は自己破産と同様に裁判所に申し立て行う債務整理方法です。例えばマイホームを持っている人が自己破産をすると、住宅を売却しなければなりません。住宅は売りたくないけど、借金は減らしたいという場合に利用されるのが個人再生です。これは裁判所に対して返済計画を提示して、3年間計画通りに返済ができればその後の借金はゼロになるという制度です。自己破産のように無条件で借金がゼロになるわけではありませんが、自宅を処分しないで良いというメリットがあります。

「過払い金返還請求」

過払い金返還請求とは、2010年に貸金業法の改正が行われるまでの期間に存在していたグレーゾーン金利18.0%~29.2%の間の金利で返済をしていた人は、多く支払っていた利息を取り返せるという制度です。消費者金融でも以前はこのグレーゾーン金利で貸付していたため、長くカードローンを利用している方などは利息分を取り返すことが可能になるのです。任意整理とともに過払い金返還請求を行うのが一般的です。

利息制限法の金利

  • 元金が10万円未満 年 20%
  • 元金が10万円以上100万円未満 年 18%
  • 元金が100万円以上 年 15%

債務整理は最後の手段

債務整理というのは、一度行ってしまうと5年~10年は新しくクレジットカードが作れなかったり、ローンが組めなかったりするデメリットもあるものです。まずはそれ以外の返済の方法をトライしてみて、それでもどうにもならないときに検討しましょう。

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