カードローンブラックリストの条件を知っておこう

ghost128_128カードローンには、ブラックリストというものはほぼ存在しません。というよりは、すべての人のローンやクレジットカードの利用履歴が共有されており、そこで返済遅延や債務整理をした場合は情報が共有されるため、審査に通らなくなるのです。

この人には貸してはいけないというリストに個人名が記載される形ではないということですが、意味合いとしては同じようなものになります。では、どいう行為をしたらカードローンの審査で引っかかってしまうようになるのでしょうか?確実な正解はありませんが、一般的に言われているやってはいけない条件を知っておきましょう。

ブラックリストではなく、個人信用情報

ブラックリストではなく、個人信用情報というものが各金融機関(クレジットカード会社、信販会社、銀行、消費者金融)が共通で見られるローンの情報です。

申込情報、利用情報、返済情報など、ローンにまつわるほとんどの情報は共有されてしまいます。つまり、この個人信用情報に怪しい履歴が残ってしまった場合に、高い確率でカードローンの審査に落ちてしまうのです。

審査が通らなくなる条件

1.申し込みは半年の間に3社まで

申込ブラックと呼ばれるものがあります。これは一定期間内に過剰にカードローンを申し込んでいる方は、審査に通りにくくなるというものです。

個人信用情報では、申し込み情報が共有されています。誰が、いつ、なんのローンに申し込んで、その結果、否決になったのか、融資したのか、その限度額、などが共有されてしまうのです。

しかし、この申し込み情報は、半年経ってしまえば、個人信用情報から消えてなくなるのです。

そのため、半年以内に申し込むのは3件までというのが定説となっています。4件以上申し込んでしまうと、審査担当者が個人信用情報を照会したときに、「お金に非常に困っている人=貸し倒れリスクが高い」と判断して審査に通りにくくなってしまうのです。

4件目を申し込む場合は、1件目の申し込みから半年経過してからと考えましょう。

2.異動情報が記載されないように注意する

個人信用情報の中で「ローンの利用情報、返済情報」は5年間情報が保持されます。

その中で、審査で必ず通らなくなってしまうのが「異動」という記載です。

返済状況が「異動」と記載されるのは、2月以上の返済滞納をした場合です。数日程度では記載されません。債務整理、自己破産や民事再生なども「異動」と記載されます。

「異動」が記載されるケース

  • 返済日より61日以上または3ヶ月以上の支払遅延(延滞)があるものまたはあったもの
  • 返済ができなくなり保証契約における保証履行が行われたもの
  • 裁判所が破産を宣告したもの(破産手続開始の決定がされたもの)

異動が記載されてしまえば、ほとんどのローンは組めなくなります。「異動」情報が消えるまでには5年の年月が経過する必要があるので、「異動」情報が掲載されないためにも、返済遅延が発生しないように注意する必要があるのです。

3.異動情報がなくても、返済遅延が多ければ審査に通らない

異動情報がなくても入金情報がすべて共有されています。

入金状況

  • $:契約通りの入金があった。正常な入金
  • P:一部の入金があった
  • R:お客様以外からの入金があった
  • A:お客様の事情により、未入金
  • B:お客様の事情とは関係なく、未入金
  • C:入金されていないが、理由も不明
  • -:クレジットの利用がなく、請求も利用もない
  • 空欄:クレジット会社からの情報の更新がない

特に「C」が一番まずい状況で、無断で返済が遅延したことを示しています。どんなに支払い困難場合でも、事前にカードローンの金融機関に連絡し、「事情を説明すること」「一部でもいいので返済すること」を実施し、「P」「A」にしておくことが今後のカードローン審査では重要になるのです。


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