カードローン審査では勤務先企業の状態というのが非常に重要な審査基準となってきます。今回は「不良会社」に勤務していることで審査落ちになるケースについて解説します。
カードローン審査では勤務先情報は非常に重要な審査基準
カードローンの申込条件には必ず
「安定した収入があること」
と記載されています。
カードローン審査の原則は
安定した収入があるか?どうか?
なのです。
安定した収入というのは、高収入ということではありません。「どれだけ継続的に同じ収入が得られるのか?」ということが重要になるのです。
だからこそ
- 簡単に解雇されない「正社員」
- 「勤続年数が長い」
- 転職先も豊富な「上場企業勤務」
- 成績と給料が連動しない「バックオフィス(総務・経理など)」
- 「役職」がある方
・・・
などがカードローン審査では優遇されるのです。カードローン会社は、本音は完済せずに長く利用してもらうことで、利息収入を増やしたいと考えているので「安定した収入がある方」がターゲットになるのです。
カードローンの「不良会社」とは?
前述した要件が収入が安定していることを判断するものですが、逆に勤務先に関連して収入の不安定性を示すものもあります。
- 会社が倒産寸前
- 赤字決算が続いている
- 会社の借入件数が多い
- 会社の借入金額が多い
- 税金を滞納している
- 給料の支払いがストップ
- 給料の支払いが遅れている
- 給料の減額
- 経営者が高齢である
- 法律に触れた仕事をしている
・・・
などです。
これらの条件にあてはまる会社の場合には、会社自体の存続が危うい為、勤務しているだけで「収入が不安定な方」と判断されてしまうのです。
倒産するリスクが高い企業 = 不良会社
と呼ぶのです。
一旦、カードローン会社が勤務先を不良会社に指定してしまうと、個人のブラックと同じように、そこの勤務先に勤めているというだけで、審査が通らなくなってしまうのです。
これが「不良会社勤務で審査落ち」ということにつながります。
「不良会社勤務で審査落ち」の対策はひとつ
会社自体が当然間近というのであれば、カードローン審査とは切り離したとしても、遅かれ早かれ会社が倒産してしまう可能性が高いのです。
だとしたら、早いタイミングで働きながら転職活動を進めて行くというのが一番簡単な方法と言えます。転職することで、半年経過すればカードローン審査が通る可能性が出てきます。
まとめ
不良会社というのは、経営が不安定で倒産するリスクが高い会社のことです。
不良会社に指定されるとブラック扱いになり、その会社に勤務しているということがわかれば、カードローン審査には通らないのです。
審査通過のためにも、今後の生活のためにも、早めに転職することをおすすめします。