カードローンには「申込ブラック」という言葉があります。正式な用語ではありませんが、実際に「申込ブラック」は気を付ける必要があるのです。
カードローンの申込ブラックとは
申込ブラックというのは、「申込みをしすぎるとカードローンの審査に通らなくなります。」という意味なのです。
なぜ、申込みをしすぐると審査に通らなくなるのか?というと
短期間に多くのカードローンに申込む人というのは
お金が必要だけれども、多くのカードローン審査に通らなかった方
と認識されるのです。通常お金が必要でも、カードローンの審査に通っていれば、複数のカードローンに申込む必要がないからなのです。
多く申込むというのは、多くのカードローンの審査に落ちているということにつながるのです。他社のカードローン審査に落ちたということは、貸し倒れのリスクが高い人と考えられてしまうのです。
では、どのくらいの数が限度なのか?
半年間に3社までの申込が目安
とされています。これは、あくまでも目安でありカードローン会社によって違いますが、半年間の中で申込んでいいのは3社までと考えましょう。
半年間というのは、カードローンを提供している消費者金融や銀行、クレジットカード会社などに「申込んだ情報」が個人信用情報として共有される期間が半年だからです。半年以上経過すると半年前の申込履歴はなくなるのです。
- 1社目 2013年5月1日に申込
- 2社目 2013年6月1日に申込
- 3社目 2013年9月1日に申込
をした場合には、1社目から6か月経過後の11月2日以降に申込むとカードローン審査通貨の可能性が高まり、申込ブラックの状態は回避できると言えます。
申込ブラックがあるからこそ気を付けたいポイント
半年間に3社までしか申込めないため、低金利のメリットがある銀行カードローンだけに集中して3社申し込んでしまうと、すべての審査に通らなかったときに、審査の通りやすい消費者金融カードローンに申込もうとしても、半年待たなければ審査に通りにくくなってしまいます。
つまり、カードローンに申込むときは、審査に通りにくい銀行カードローンは1社に抑えて、確実に借りるためには消費者金融カードローンやクレジットカード会社のカードローンに申込む余地を残しておくべきなのです。