社内ブラックに時効はない。返済事故の経験があるなら関係のないカードローンを選ぶ

doctor2128_128カードローンの審査では、申込みフォームに入力する情報である「属性」とともにローンの利用状況である「個人信用情報」が重要になってきます。当サイトでも、紹介していますがこの「個人信用情報」には情報の保有期限というものが設定されているため、たとえ債務整理をしたとしても5年が経過すれば「個人信用情報」には事故情報は掲載されない状態になるのです。しかし、一点落とし穴があります。それは社内ブラックというものです。

社内ブラックとは?

カードローン会社は、カードローンの申し込みがあったり、利用があったり、返済があるたびに個人信用情報機関の情報を更新することが義務付けられています。つまり、逐一「誰が、申し込んで、誰が返済して、誰が滞納したか」を「個人信用情報」に入力しているのです。

この「個人信用情報」は、金融機関全体で共有され、名前と生年月日がわかればすぐに情報を照会することができるようになっています。

しかし、カードローン会社は、顧客の情報管理を金融機関で共有する「個人信用情報」とは別に社内のデータベースにも蓄積していくのです。当然ですが、顧客の情報を会社が管理するのは当たり前のことであり、これには時効や情報保有期間というものは設定されていません。半永久的に情報はその会社に保持されると考えて良いでしょう。

5年経っても、審査に通らない可能性がある

例えば、債務整理をした対象になっているカードローン会社A社があったとして、「5年経ったからもう一度申し込めばカードローンの審査に通るって書いてあったっけ。」という知識で同じカードローン会社A社に申し込んだ場合でも、確かに「個人信用情報」には事故情報は掲載されていないと思いますが、カードローン会社A社が独自に保有している顧客情報には過去の債務整理の履歴が残っていることになるのです。当然、債務整理によって損失を出してしまった利用者なので審査は通りません。これが「社内ブラック」と言われるものです。

グループ会社で共有している可能性もある

単純に債務整理をしたカードローン会社A社でないカードローンならOKかというとことはそう単純でもありません。グループ会社で情報を共有しているケースもあるからです。今では消費者金融などの金融の再編成が進んでいるため、消費者金融で債務整理をしていたら、その親会社の銀行カードローンでも審査に通らないという可能性もあるのです。

過去に返済事故をした経験がある方は

返済事故から5年経っていたとしても、審査に通るためには返済事故の対象になっていない会社のカードローンを選ぶ必要があります。同じグループ会社のカードローンも避けた方が良いでしょう。


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