銀行カードローンの金利は借入額に応じて金利が設定される形になっています。つまり、借入額を多くすることで金利が低金利になる可能性があるのです。
金利が段階的とは?
消費者金融のカードローンは
- 金利:4.5%~18.0%
- 限度額:500万円
となっていた場合、10万円の借入であっても、300万円の借入であっても、金利は「4.5%~18.0%」で年収や属性、信用情報によって設定される金利が決まってきます。もちろん、低金利の4.5%になる可能性もゼロではありませんが、平均約定金利が16%前後であることを考えればほとんどの方は上限金利の18.0%に近い金利になるのです。
銀行のカードローンの場合は
- 金利:3.0%~15.0%
- 限度額:1000万円
となっていた場合、金利は細かく設定されています。
- 借入額:~ 50万円 金利 15.0%
- 借入額:~ 100万円 金利 13.5%
- 借入額:~ 200万円 金利 12.0%
- 借入額:~ 300万円 金利 10.0%
- 借入額:~ 500万円 金利 8.0%
- 借入額:~ 800万円 金利 5.0%
- 借入額:~1000万円 金利 3.0%
となっているのです。つまり、銀行カードローンは、消費者金融カードローンと違って借入額が多ければ多いほど、金利が低金利になっていくのです。
銀行カードローンは借入額が大きい人に向いている
- 借入額が50万円以上の金額になる人
- 今後増額などを検討いている人
- 複数の借入の一本化を検討している人
など借入額が大きい人は低金利でカードローンを利用できる可能性があるのです。例えば、3社から50万円の借り入れをするのであれば、1社で150万円の借り入れをした方が銀行カードローンに限っては低金利になる可能性があるということなのです。借入額が大きくなる予定があるのであれば、1社は銀行カードローンを持っておくと、増額や一本化で低金利になる可能性があるのでおすすめです。